「人が一番愛情・友情を感じるポイントを一瞬で見極める方法」です。
私たちは「こうされると嬉しい」「こうされると愛を感じる」といった、ピンとくるポイントを持っています。
ですが、このピンとくるポイントは人によって異なります。
ある人は言葉で「あなたすごいわね。頭もよくてかっこよくてほんと私の子供にも教えてほしい。」と言われるととても嬉しくなります。
一方、カフェで同じものを飲んで、特に何も言うわけでもなく時間を過ごしているだけで、相手に愛情を感じる人もいます。
このように、私たちが嬉しくなったり、愛情や友情を感じるポイントのことを一般に「愛の言語」と呼びます。
愛の言語を意識して人とコミュニケーションを行うことで、あなたは最短でミスなく相手との信頼関係を築くことができます。
これは、ある意味当然です。
相手は何をされると嬉しいのか、どうやったら愛情や友情を感じるかを知り、その通りにコミュニケーションする。
これができれば、あなたが相手との関係を自由自在コントロールし、ミスなく信頼関係を構築できるのは保証された結果です。
また、「愛の言語」という話題自体が人が非常に興味を持つ話題です。
特に女性はこういった話題が大好きなので、デートで話題に困ったら「そういえば愛の言語って知ってる？」といえば、相手は前のめりになってあなたとの会話に集中してくれるでしょう。
1時間くらいであればこの話題だけで会話が盛り上がって、そのあとの流れもスムーズになることは間違いありません。
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■愛の言語不一致＝人間関係破綻
あるカップルがケンカしています。
女性：
「毎日仕事とか友達と遊ぶとかで忙しいとか、そればっかり。どうしてもっと一緒にいてくれないの！実は私のこと嫌いで浮気してるんでしょ！」
男性：
「何言ってるんだ！この前もお前の好きなバッグ買ってあげたじゃないか。好きじゃなかったらそんなことしないだろ！」
女性：
「そんなことない！好きじゃなくてもプレゼントくらい買えるわよ！あっ！もしかしてほんとに浮気しててプレゼントでごまかしてるんじゃないの！？」
男性：
「そんなわけないだろ！なんでそれくらいわからないんだ！」
実はこの2人は本当はお互いのことが大好きで、お互いに一生懸命愛情表現しているんです。
ですが、愛の言語がすれ違うと、お互いに相手の愛情表現が認識できずに、このようにすれ違ってケンカになってしまいます。
人はそれぞれ愛情を感じるポイントが違うため、自分が愛情を感じる方法で人に愛情や友情を伝えようとします。
言葉で言われて嬉しい人は、自分が好きな人にも言葉で愛や友情を伝えようとしますし、プレゼントが嬉しい人であれば同じく好きな人にはプレゼントを贈ります。
このポイント「愛の言語」は人によって違うため、2人の間で愛の言語が異なっていると、お互いに相手の愛情を認識できません。
恋人だけでなく、夫婦間や子供との関係、職場での上司や同僚、部下との関係、両親や友達など、あらゆる人との人間関係において、「愛の言語の不一致」はすれ違い、摩擦を生み出します。
お互いに実は愛情や友情を感じていて、それを一生懸命表現しているのに伝わらない。
そうすると「この人は私のこと別にどうでもいいと思っているんだ」と勘違いし、徐々に心は冷めていきます。
その結果、ケンカや争いに発展し、最悪の場合には相手が浮気したり、離婚要求されたり、子供であれば愛情不足で不良になって髪を染めてタバコを吸い始めます。
友情は破綻し、職場では孤立し、両親には失望され、がっかりされて「まあ勝手にして。」と見放されてしまいます。
愛の言語の不一致は大事な人との関係を破綻させてしまうのです。
■一瞬で懐に入る猫に「意図的」になる秘密
なので、私たちはこれから、「意識的に」大切な相手の愛の言語を知り、それに合わせて愛情や友情を表現する必要があります。
「あの人は人の懐に一瞬で入って仲良くなるよね。猫タイプだよね。」と言われている人があなたの周りにも1人や2人いるかもしれません。
ですが、愛の言語を意識的に使うことができれば、あなたは意図的に猫タイプになることができます。
産まれながらの猫タイプの人は言葉やジェスチャー、そして笑顔で懐に入る人が多いですが、それだと通じない相手もいます。
ですが、あなたが意図的に愛の言語を使う猫タイプになれば、すべての人の懐に一瞬で入って仲良くなり、信頼関係の構築を始めることができます。
また、すでに関係がある恋人や奥さん、子供や職場の人であれば、愛の言語を意識して接することで、お互いへの愛情や信頼がどんどん加速的に深まっていきます。
何となく惰性で続けていたり、はたまたレスになっていた関係でも、初期の頃ともまた違った相手への深い愛を思い出すでしょう。
子供も愛情を感じて育ち「お母さん大好き！将来はお母さんと結婚する！」と言ってくれるようになります。
愛の言語を意識して愛情や友情を伝えるのはそれだけパワフルであり、人生においてレバレッジが効く行為です。
相手との貴重な時間を無駄にしないためにも、ミスなく相手に愛情を伝えるためにも、愛の言語を意識することが重要です。
■5つの愛の言語を認識する
では、人が愛情や友情を感じるポイントには、どんなパターンや種類があるのでしょうか。
一番有名なのは、アメリカの著名な心理カウンセラー「ゲーリー・チャップマン博士」が提唱した「5つの愛の言語」という分類です。
基本的にこの分類を押さえておけばおおむね大丈夫です。
博士は人が愛情や友情を感じるポイント、タイプを5つに分類しました。
それは以下の5つです。
1．言葉タイプ
2．スキンシップタイプ
3．ギフトタイプ
4．奉仕タイプ
5．時間タイプ
1．言葉タイプ
「あなたのこととても信頼してる」、「こんなに楽しいのは初めて」、「好き、愛してる」、「あなたは私のタイプです」、「私たちほんと大親友だよね」、「ほんとに頭の回転早くてすごい！」
言葉タイプの人はこのような言葉で愛情や友情、信頼などを伝えられると満たされ、愛情を感じ、また逆に人にも言葉で伝えようとします。
言葉タイプでない人からすると「こんなことを言うのは照れくさい」とか、逆に「口では何とでも言えるじゃん」と思ってしまいがちです。
例えば私は初対面で褒められても「こいつ怪しいな」と構えたり、関係がある人から褒められても「気を使ってもらって悪いな」などと考えていました。
褒められた内容に関しては全く聞いておらず信じてもおらず、「相手はどういう意図で言っているのか」ばかり気にしていたくらいです。
本当の詐欺師は置いておいて、人を褒めるのは、もちろん気を使ったり、社交辞令もあるでしょう。
ですが、言葉タイプの人は、愛情や友情、信頼、尊敬の表現のために褒めるということをします。
人を褒めたり、いいことを言っている人がいたら、「口だけ」などと変に疑ったり構えたりせず、「この人は言葉タイプかも」と認識しましょう。
そして、照れくさいというのは置いておいて、あなたもその人に言葉で伝えてみましょう。
それが一番言葉タイプの人が喜ぶことです。
相手は目を輝かせて喜んでくれて、目に見えて態度が変わったり、その後の関係構築がスムーズになるでしょう。
言葉タイプの人には言葉で言わないと伝わらないので、特に意識して言葉にすることが大切です。
例えば女性の究極奥義に「こんなの初めて」というのがありますが、これを言葉タイプの男性に言ったらまず間違いなくいちころです。
悪用はしないようにしてください。
2．スキンシップタイプ
スキンシップタイプは実際に触れ合うことで愛情や友情を感じます。
手をつなぐ、抱き合う、キスをする、ロマンチックをする、肩を組むなど、肉体的なタッチが重要です。
スキンシップタイプの男同士の友情はホモに見えかねませんが、それはホモというわけではなく、お互いにスキンシップで愛情を表現しているわけです。
深いスキンシップはかなり関係が深くないと難しいですが、「よくやった」と言うときに合わせて肩をポンとたたくなど、工夫次第でいくらでも使えます。
3．ギフトタイプ
ギフトタイプの人は「強欲な人。物欲主義者。」と勘違いされがちです。
ですが、そういうわけではなくてギフト、プレゼントタイプの人はプレゼントを贈る、受け取るという行為で愛情や友情を表現したり感じたりします。
旅行などに行くと必ずお土産を買ってくる人はこのタイプなことが多いです。
私は学校や職場にお土産を買っていったのが、人生で1度しか記憶にないくらいこれが抜けるのですが、プレゼントタイプの人は絶対に忘れません。
ギフトタイプの人は決して高価なプレゼントが欲しいわけではなく、どんなに小さなものでも相手から何かを贈られるのが大好きです。
これは工夫次第で、同じ「好きだよ」と伝えるにも、何かギフトカードに書いて贈るなどするだけで、このタイプの人に響きやすくなります。
先ほどのケンカの例の男性はこのタイプです。
4．奉仕タイプ
何かを手伝う、ものを買ってくる、家事をする、マッサージをしてあげるなど、相手に何か奉仕することで愛情を表現するのが奉仕タイプです。
これは特に日本人の女性に多いかもしれません。
旦那さんのために朝早く起きて朝食を作って、過ごしやすいように家をキレイにして、洗い物もこなす。
奉仕タイプの人はこのように愛情を表現します。
ですが、旦那さんが言葉タイプだと、旦那さんは奉仕を受けていることを認識できないので、お互いにすれ違いが発生します。
この時、旦那さんの立場であれば、家事の一部を引き受けたりすると、奥さんはとても喜んでくれます。
一方、奥さん側の立場であれば、奉仕するのもいいですが、「今日も素敵。」とか「いつもお仕事お疲れ様。」と言葉で伝えることですれ違いが解消されるでしょう。
5．時間タイプ
時間タイプの人はとにかく一緒にいる時間の長さで愛情や友情を判断します。
最近だと遠距離でも簡単に通話ができるスカイプなどがあるので昔よりはまだましかもしれないですが、このタイプだと遠距離恋愛はほぼ不可能です。
何をするわけでもなく、同じ空間で同じことをしている。
それだけで愛情や友情を感じるタイプです。
先ほどのケンカの例の女性はこのタイプの設定です。
■5つの愛の言語を実践する
以上が5つの愛の言語ですが、もちろん私たちは5つのすべて持っています。
ただ、その中で、どれがメインで、どれがサブという風に、響く感度や優先順位が違います。
例えば、言葉がメインでスキンシップがサブの友達であれば、「俺たちほんと大親友だよな」と言いながら肩を組むのが最強です。
それだけで完璧に一発で伝わります。
このように強力な武器である愛の言語を今後あなたの生活に取り入れていくために、まず最初にあなた自身の愛の言語を知りましょう。
どういうときに愛されていると感じるか、これまでの人生で一番好きだった人は自分にどういうことをしてくれたのか、逆に自分はその人に対してどうやって愛情を表現したか。
これで大体自分の愛の言語が分かると思います。
そうしたら次に、あなたの周りにいる大事な人たちの愛の言語を考えてみましょう。
今回の話を伝えて聞いてみてもいいと思います。
そうしたら今後はあからさますぎないようにしつつ、相手の愛の言語に合わせて愛情や友情を伝えていきます。
そうすると、大事な人達との関係がこれまでよりも早く深くなっていきます。
両親はあなたをさらに深く愛するようになり「本当にあなたを産んで育ててきてよかった」と感動してくれるでしょう。
恋人や奥さん/旦那さん、パートナーはあなたを尊敬し、ロマンチックな日々を取り戻すこともできます。
子供にも尊敬されて「パパみたいになりたい！」と言ってもらえるでしょう。
そうやって信頼関係が深まれば、あなたの愛の言語も伝えてみれば、あなたもさらに相手からの愛を感じられて嬉しくなるでしょう。
■愛の言語を見抜く質問と観察眼
このように愛の言語を知ることで、周囲の人との人間関係におけるコミュニケーションミスをなくし、着実に愛情、友情、信頼関係を構築することができます。
ですが、私はさらに上のレベルのスキルを身に着けたいと思っています。
それは、初対面の人の愛の言語をできる限り早く見抜いて、それに合わせたコミュニケーションを行うスキルです。
もちろん、最初からすべての愛の言語で表現すれば、どれかは響くでしょう。
ですが、限られた短い時間の中で、新しく出会った相手と信頼関係を確実に構築するには、できれば相手の愛の言語を早い段階で見定めたいところです。
X-buddhaの仙人さんは、大家さんもしていますが、初対面の入居希望の外国人を一瞬で虜にしています。
その結果、入居者は水道が出ないなど家に何か問題があっても、修理から何からすべて喜んで自分で行っています。
そんな仙人さんであれば、初対面における重要な見極めポイントや、誘導の仕方などを結果保証付きのフォーミュラ化しているはずです。
そこで今回はこの疑問を投げかけてみようと思います。
「初対面の人の愛の言語を見抜く質問や、見極めるポイントはありますか？」
何度かに分けてチラチラっと明かしてくれる可能性は大です。
X-buddhaではこのように、人の価値観やタイプ、ステージを、1年間かけて、これでもかというくらい詳細に明確に、実践で使えるテクニックレベルまで知ることができます。
今回の愛の言語などは、1年間以上続く授業のたった1回の内容の10分の1くらいの内容です。
もちろん愛の言語は一般的にも知られている話ですが、本編ではこれをもとにさらに深い秘密が次々と暴露されていきます。
相手が一番興味があること、一番響く単語、発達段階のどこが欠落していてどう埋めればいいのかなど、これまで聞いたことがない視点から人間を知ることができます。
そして、多くの人が間違えやすいポイントについても、15年間教育ビジネスの業界でトップを独走し、様々な浮き沈みを見た中から紹介してくれます。
あなたはミスなく、たくさんの仲間や生徒さんに尊敬されながら、経済的にも成功できるでしょう。
両親に仕送りしたり、子供に最高クオリティの食材を食べさせ才色兼備な健康優良児を育てることも可能になると思われます。
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