ステップ1の超基本編は、パソコンやインターネットに関する知識だったり、パソコン内の整理の方法など、重要ではありますが他人からは見えにくい部分の話でした。
一方、今回の話は私たちの実生活で役立つまさに「リアル」な内容です。
今回紹介するのは最も基本的なツールですが、それだけでも知らない人からは、あなたがまるで1つ上の次元にいる魔法使いのように見えるでしょう。
■目次
・できる旦那、できるパパ
・涼しい顔 vs 汗だく
・日常生活でのお天気編
・出かける際の計画編
・両親おもてなし編
・新橋駅1分乗換編
■できる旦那、できるパパ
天気、ゲリラ豪雨把握、乗り換え案内、地図ソフトなどを使いこなすと、あなたの日々の生活から旅行時の計画までをよりスムーズで無駄のない便利なものに変えることができます。
現実世界にダイレクトに役に立つため、あなたが「IT上級者」であることが周囲の人から目に見えてわかります。
奥さんには「できる旦那、頼りになる旦那」と認められます。
お子さんからは「なんでそんなことできるの!?教えて!」と言われるようになるでしょう。
最近は小学校でもパソコンの授業があります。
お子さんは学校で「これパパに教えてもらったんだ!」と誇らしげに友達に言いふらすことでしょう。
今回は2つの場面で役に立つツールについて、各ツールの簡単な紹介と使い方を解説します
1.日常生活(天気、雨の予測)
2.出かける際の計画(地図、乗り換え等)
「もっとこういうのはないの!?」というあなたは、このページの一番下にあるフォームからご連絡下さい。
また、最後に実例として私が
・両親を東京観光で案内した時
・新橋駅で東海道線⇒銀座線へ2分で乗り換える必要があった時
に、上記のツールとGoogle検索をどのように使ったかをお見せします。
これらを使うと、例えば30分後くらいに雨が降ることが分かります。
そうすると、「雨が降る前にさっと買い物に行っておくか」と計画を立てられたり、奥さんに伝えることで「あなたのおかげで洗濯物が濡れずにすんだわ」と感謝されたりします。
ちょっとしたお出かけから泊りがけの旅行まで、最適なルートや駅からの道順、一番近い出口や歩く距離が少ない乗り換えなど、無駄のない完璧なスケジュールを計画することができます。
ホテルを地図上で調べたり、駐車場の空き状況を見たり、美味しいお店をインターネットから予約したりなど、今や旅行の計画から手配までインターネットですべて完結します。
実際の道順や目的地に関しても、今や日本全国のほとんどの場所は写真で見ることができますから、当日歩くときもまったく道に迷うことはなく、スムーズにエスコートできます。
あとは家族や素敵な彼女と楽しむだけです。
一方、これからの時代、こういったツールを使えない人はどんどん取り残されていきます。
・ホテルに泊まるにも無駄に高い料金を支払う
・行先や時間が決められた団体旅行でしか観光できない
・デートで道を歩いているときに急に雨が降ってきて台無しになる
・どの店も満員でなかなか食事できない
デートの待ち合わせから店に行くまでを迷ったり、やけに長い距離を歩いたりしていては間違いなく次はないでしょう。
インターネットのツールを使いこなすのはこれからの時代必須です。
といっても難しいことはありません。
使っているうちにすぐ慣れますし、作っている企業側も使いやすいようにどんどん改良を重ねていますから、ほとんど直観的に使うことができます。
今回、このページを見ただけでは、本当に使えるツールなのかピンとこないかもしれません。
ですが、日々使っていくうちに、「こんなところでも使えるな」とどんどん便利さを実感していくと思います。
■涼しい顔 vs 汗だく
例えば、夏に都会を電車で移動した経験はあるでしょうか?
東京都内の地下鉄の乗り換えなどは、同じ駅内でも5分くらい歩かないといけなかったりします。
また、目的地のWebサイトに「〇駅×番出口徒歩3分」と書いてあっても、その×番出口までホームに降りてから10分かかるという罠があったりします。
他にも、乗り換えの時に、電車の何号車に乗っているかで大幅に歩く距離が変わったりします。
夏の炎天下だとこの5分の差が非常に大きく、目的地に涼しい顔で到着できるか、汗だくになって化粧が乱れて汗のにおいを気にしながら人に会う羽目になるかの分岐点になります。
私は家では汗をかく運動をしょっちゅうしますが、外ではとにかく汗をかきたくありません。
特に私は代謝がよすぎてすぐに汗をかきます。
小学生の頃は冬でも半そでだったタイプです。
なので、5分の差が非常に重要です。
そんな時、今回紹介するツールをしっかり使って調べておけば、乗り換えや最適な号車、駅出口、坂道を考慮した徒歩ルートなど、移動時間最小かつスマートに向かうことができます。
例えば、電車内は涼しいですから、ホームを歩くよりは目的の出口に一番近い号車に予め電車内で移動しておく方が圧倒的にいいわけです。
こういうことを楽しく会話しながらさらっと実行できると、相手はあなたを高いインテリジェンスを持つ有能な人物だと感じ、デートであればそのあと盛り上がってゴールインも近づくことでしょう。
なので、今回のツールは必修科目です。
数回使えば間違いなく使いこなせますから、今日から早速使ってみてください。
■日常生活でのお天気編
・ウェザーニュース
・アメッシュ(関東限定)、高解像度降水ナウキャスト
「天気予報では雨だと言っているけど、何時くらいから降るんだろうか」
「この雨、あとどれくらいで止むんだろう」
「30分あれば買い物に行けるけど、もうすぐ雨が降るなら後にしようかな」
日々生活していてこんな風に思ったことはないでしょうか。
そんな時に役立つのが1時間単位の細かい天気予報をピンポイントで見られる「ウェザーニュース」と、今どこで雨が降っているのかを確認できる「アメッシュ(関東限定)」、「気象庁の雨レーダー」です。
「ウェザーニュース」のサイト
「アメッシュ」のサイト
「高解像度降水ナウキャスト」のサイト
「ウェザーニュース」と「アメッシュ」については、スマートフォン用のアプリもあり、GooglePlayやAppStoreで検索するとすぐ出てきます。
ウェザーニュース
ウェザーニュースのサイト
ウェザーニュースは天気予報の他に桜の開花情報やゲレンデの雪の状況など、天候に関連する情報をまとめてチェックできるサービスです。
天気予報に関しては40時間後までの1時間単位、3時間単位の予報と、週間予報を確認できます。
曇りマークだけど雨が降る可能性があるとか、空気が乾燥しているから注意など、役に立つコメントもついています。
各都道府県について、各エリアの主要な市のレベルまでズームインして天気予報を確認できます。
直観的に操作できますが、一応解説しておきます。
トップページで右側のメニューの「天気予報 Ch.」をクリック。
地図上で見たいエリアにマウスカーソルを持っていきクリックするとどんどんズームされていきます。
ズームの最終段階で見たいエリアをクリックすると天気予報が表示されます。
あなたが住んでいる場所に関しては、このピンポイント表示にしてから「お気に入り」登録することで、次からは一発で天気予報を見ることができます。
アメッシュ(関東限定)、高解像度降水ナウキャスト
「アメッシュ」のサイト
「高解像度降水ナウキャスト」のサイト
天気予報くらいならテレビでもそれなりに細かく見ることができますが、天気予報と合わせることで威力を発揮するのがこの2つのサービスです。
天気予報はそれなりに大きなエリア単位で予測しているため、雨の予報だったとしても、あなたがいる場所では雨が降らなかったりすることはよくあると思います。
また、雨が降るにしても、30分後なのか1時間後なのかで予定を変えたい場面もあるでしょう。
今降っている雨がどれくらい続くのか知りたいときもあります。
この2つのサービスはそんな時に役立ちます。
過去数時間前から現在まで、雨がどこで降っていてどう変化しているのかを把握できるので、あなたのいる場所でいつ雨が降りそうかを予測することができます。
「高解像度降水ナウキャスト」に関しては、自分で予測しなくても1時間後までの予測も見ることができます。
以降は「高解像度降水ナウキャスト」の操作画面を説明していきます。
地図上で色がついている場所が雨が降っている場所です。
地図上を移動したりズームしたりして、見たいところを拡大できます。
そして、緑枠の中を設定して「動画開始」ボタンをクリックすると動画が再生されます。
「動画方法」というところでは、「3時間前から現在」とか、「現在から1時間後」(予測)なども設定できます。
これで雨が降っている場所を眺めていると、大体の雨雲の動きが分かります。
この記事を書いているときは、雨雲が地図で右下に向かって動いていました。
なので、もしあなたが上の画像で①にいるなら、これから雨が降りそうだとわかりますし、②にいたなら、もうすぐ雨が止むことが分かります。
最近だと「ゲリラ豪雨」というのがよく発生していますが、それもこのサイトを使って調べていれば安全です。
急に大雨が降ってきたら屋内にいったん避難し、それがゲリラ豪雨ですぐやみそうなのか、それともしばらく降りそうなのか簡単にわかります。
すぐやむならちょっと待てばいいですし、しばらく降りそうなら仕方ないので傘を買って目的地に向かうことができるでしょう。
実際にこのような場面に出くわすと非常に役立って感動すると思いますので、パソコン、スマートフォンともに、天気予報と合わせてお気に入りに登録しておきましょう。
■出かける際の計画編
・GoogleMap
・Yahoo路線情報(乗換案内)
・乗り換え案内NEXT + 電車の乗車位置を案内
・食べログ、ホットペッパーグルメ、ぐるなび
・楽天トラベル
・Google検索
「明日のデートは失敗できない」
「道に迷わないようにあらかじめ道順を確認しておきたい」
「時間がギリギリだから最短で乗り換えて目的地に向かう必要がある」
「目的地周辺のホテルやレストランを探したい」
こんな時に役立つのが出かける際の計画編で紹介するツール・サービスです。
あなたが車社会にお住まいの場合は、ナビで普通に移動できるので今すぐには役に立たないと思います。
ただ、今後電車移動が必要な場所に出かけるときや、複数の場所を回るような観光地に行くとき、新しくレストランを開拓したいときなどには非常に役に立つと思います。
「GoogleMap」は地図サービスで、目的地までの道順を調べたり、あとで紹介しますが「ストリートビュー」という機能で実際の道の写真を見ることができます。
最近のスマートフォンだとアプリが最初から入っていることが多いです。
「Yahoo路線情報」はYahooが提供する乗換検索サービスです。
「乗り換え案内NEXT」は乗換の際にホームをどう移動すればいいのか、何出口から出ればいいのかなどを詳細に提示してくれるサービスです。
これは登録しないと使えないのですが登録したくないので、なぜか登録しなくても見られるGoogle検索から使います(後で説明します)。
「電車の乗車位置を案内」は、さらに細かく、ある駅のある出口に向かうのに、電車の何号車に乗ればよいかを教えてくれます。
この3つは大きなカテゴリでいうとすべて乗換案内サービスで、乗換案内サービスには他にも有名なナビタイムなど多数あります。
ではなぜ私が今回この3つを紹介するかというと、まず「Yahoo路線情報」は、検索した結果がごちゃごちゃしておらず見やすいので、大まかな計画はこれでするのがおすすめだからです。
YahooIDとも連携しているので、よく使う駅を登録しておける、歩く速度や特急を使うかどうか等の設定ができるなど、必要な機能をすべて備えており結果が見やすいため、多くの場合これだけで十分です。
次の「乗り換え案内NEXT」と「電車の乗車位置を案内」は、初めていく場所で、しかも「夏であまり歩きたくない」とか、「急いで乗り換える必要がある」時に最高効率で移動するための秘密兵器です。
何号車に乗って、どのエスカレーターを上がってなどを完璧に把握したい場合はこの2つを追加で使用します。
次に、「食べログ」、「ホットペッパーグルメ」、「ぐるなび」の3つはレストランを検索できるサービスです。
3つ紹介しているのは、どのサービスを使うかの好みが人によって違うので、3つを見てみてあなたが一番気に入ったものを使ってほしいからです。
ちなみに私は「食べログ」を使っています。
この3つのサービスでは、連携しているレストランであればネットで予約できたり、空き状況を検索できたりしますので非常に便利です。
次の「楽天トラベル」は航空券なども含め旅行のプランを予約できるサービスですが、基本的にはホテルの予約に使用します。
地図上から選んだり、最寄り駅から選んだり、値段が安い順に並べる、レビューがいい順に並べるなど、多様な方法でホテルを検索して予約することができます。
他にはじゃらんなどもありますが、基本的に楽天トラベルで十分です。
最後にGoogle検索は、目的地へのアクセスを検索したり、ちょっと細かいことを調べたりする際に使用します。
これら紹介したツールはどれも直観的に使えますが、実際の例として
・私が両親を東京観光で案内した時
・最短乗換の例として新橋駅で1分で乗換した時
にこれらのツールをどう使ったかの流れをご紹介します。
■両親おもてなし編
1.下調べをする
今回の計画にあたって考慮することは大体以下のような感じでした。
・両親が行きたい場所はスカイツリー、上野(美術館など)、明治神宮、ライトアップされた東京駅
・12月31日の夕方に東京に着き1月1日の夜に帰る
・明治神宮はあまりに混んでいるならあきらめるけどできれば行きたい
・両親は関西方面から車で東京に来る
ここからどうやってプランを作るかは人それぞれだと思いますが、私の場合はまず下調べをしました。
まず、スカイツリーの営業時間を調べます。
そもそも年末年始空いているのか、空いていたとして何時まで入れるのか。
ここでまず「Google検索」が登場します。
スカイツリーほどの有名な観光地であれば、凝った検索キーワードを入れなくても「スカイツリー」と検索すれば公式サイトが出てきます。
検索窓に「スカイツリー」と入れて検索し、出てきた検索結果をクリック。
スカイツリーのサイトはよくある「企業様がキレイに作ったサイト」で、年末年始やっているのかに関してはわかりやすく書かれていませんでした。
サイト内を見ていると、チケットの料金を案内するページで、年末年始に赤い〇がつけられて特別料金となっていました。
これは要するにその日営業しているということなので安心です。
営業時間は22時までで最終入場が21時でした。
次に、明治神宮の混雑状況について調べます。
ここでもまたGoogle検索の出番で「明治神宮 正月 混雑」と調べます。
こういった有名なスポット(ディズニーやUSJ、伊勢神宮等)は多くの解説サイトが出てきますから、2、3個見てみると良いと思います。
そうすると大体参拝を終えるのに3時間くらいはかかることが分かり、年越しを除くと昼頃がピークとのことでした。
2.スケジュールを決める
上野の美術館周辺や東京駅はおそらく大した混雑はしていないはずなので特に調べず、ここまでの結果と、私が品川駅を拠点にするのが都合がいいという理由から、大体以下のようなスケジュールとしておきます。
〇31日
・品川に泊まってもらうことにして17時までには着いてもらう
・品川でホテルに荷物を置いて、夕飯を食べた後スカイツリーに行く
・帰りに東京駅を見てくる
〇1日
・午前中は品川から上野辺りに行く そのほか当日の気分で買い物など
・昼食を食べた後に明治神宮へ行く
一人で行動するときはもっと詰め詰めにしますが、観光なのでこれくらいの緩い感じにします。
こうなるとあとはやることをやっていくだけですが、まず31日の予定が実現可能性があるのかだけ念のためチェックしておきました。
スカイツリーの公式サイトでアクセスの仕方を調べると、最寄り駅は「とうきょうスカイツリー駅」と「押上(スカイツリー前)駅」の2つがあることが分かります。
どっちが近いのか書いていないのでこれまただめだなと感じつつ、こういうときはGoogleMapを使います。
スカイツリーの辺りにズームしていく(もしくは検索窓にスカイツリーと入れて検索する)と、スカイツリーの周辺地を見ることができます。
これを見るとどちらも近いことが分かります。
このように複数の最寄り駅がある場合は、どちらが目的地により近いか、出発駅からの乗り換えがどちらが便利か、(もしあるなら)雨に濡れないルートがあるか等を考慮して選びましょう。
今回は、どちらも近くほとんど差がないことが分かったので、品川駅から乗換なしで行ける押上駅から向かうことにします。
初めて行く場所は乗換の便利さなどはわからないと思いますので、そういった場合はすべての最寄り駅を乗換案内で調べてみましょう。
以下画像で緑枠で囲んだところで色々条件が指定できますが、今回はとりあえず余裕を見て20時半までに着くには品川を何時に出ればいいか調べます。
日時を到着時刻に設定して、到着をチェック、歩く速度を少しゆっくりにしています。
そうすると以下の通り20時過ぎに出ればいいことが分かるので、十分ゆっくり夕食をとることができそうです。
ちなみに乗換が1回となっていますが、これは鈍行から急行に同じホームで乗りかえるイメージなので、実質的に乗換は0です。
ちなみに「とうきょうスカイツリー駅」を目的地にすると、乗り換えが必要で所要時間も10分以上余計にかかることが分かります。
3.詳細をチェックしつつ手配を済ませる
さて、ここまででスケジュール的に無理がなさそうなことがわかったので、あとは必要な手配を済ませていきます。
まず、31日の宿泊です。
これには楽天トラベルを使います。
これも直観的に使えますが、チェックイン/チェックアウトの日や部屋数、人数等を指定して地図上をクリックしていくと、目的地周辺のホテルを探すことができます。
予算を指定したり、料金順に並べたり、地図上に表示したりなど、探しやすい方法でどんどん見つけていきます。
今回は都内の移動を電車で行うので、駅に近い品川プリンスホテル系のどれかに狙いを定めました。
空き状況や部屋の階数による眺め、広さなどを考慮して「グランドプリンスホテル高輪」を予約しておきます。
楽天IDを作っておくとポイントが貯まったり、予約確認ができたりするので必ず作っておきましょう。
ホテルの予約ができたら、次はレストランの予約です。
私は食べログを使っていて、これまた直観的に操作できます。
予算、地域、ジャンル、個室有り無し、口コミなどから総合的にレストランを探すことができます。
今や紹介で入れるような秘密の店以外は、日本全国のほぼすべてのレストランが掲載されています。
一覧表示まで絞り込んだ後に、ランキングをクリックすると評価が高い順に並べ替えられます。
たまに評価が高くてもいまいちな店がありますが、基本的には予算と場所を指定して評価が高い順に見ていくのが一番確実です。
今回は前から行ってみたかった品川の「シンガポール シーフードリパブリック 品川」というところにしています。
ここは食べログから予約できる店なので、31日の18時で予約しておきます。
20時のような入れ替えのタイミングでもない限り、18時予約で17時半くらいに行っても大抵大丈夫なので、少し遅くしておくのがコツです。
次はスカイツリーの予約です。
有名な観光地でも予約ができるところとできないところに分かれますが、スカイツリーは公式サイトから予約ができるので、20:30入場のチケットを人数分予約しておきます。
また、スケジュールが若干タイトなので、Suicaを持っていない両親用に、Suicaカードを2枚買っておきました。
押上駅からスカイツリーまでは迷いようもなさそうですが、心配な場合はGoogleMapのストリートビュー機能を使ってあらかじめ道の写真を見ておくと安心です。
画面右下にある黄色い人型のマークを、マウスで左クリックしたまま指を離さずにマウスを移動すると、地図上に青い線が出てきます。
青い線が出るところは写真が見られるところで、そこに人形をもっていってマウスから指を離すと、そこの写真を見ることができます。
そして、ストリートビューの名の通り、現実の風景と同じものを見ながら地図上を移動できます。
本当にすごい時代です。
スカイツリー観光後は東京駅に途中寄って帰ってくるだけなので、乗り換えだけ調べておきます。
これで31日分は完了です。
次に1日ですが、1日は特に手配は必要ありません。
電車の乗り換えや、各観光地の込み具合を少し調べておく程度でした。
これで事前にできることは完了で、あとは両親にホテルの予約完了メールを転送したり、スカイツリーの入場手順を確認して、事前にチケットを印刷する必要がないか調べるなど最終調整を済ませておきます。
今回は国内なので、下調べやスケジューリング、すべての予約までで大体2時間くらいで終わりました。
これが海外となると、まず行きたい観光地の下調べから選定にとても時間がかかりますね。
もちろん、そうやって選んでいるときも楽しいのですが。
そして、移動手段として何があるのか、どれくらい信用できるのかによって、スケジューリングをどれくらいタイトにして大丈夫そうか変わってきます。
ホテルの設備や、食料の買い出し、レストランなど、海外の旅行を完璧にしたいとなるとそれなりに時間がかかります。
完璧にスケジューリングせず、現地の人との突発的な出会いを求めるといった合でも、下調べをしておくとオプションが広がります。
Google検索を駆使して、ぜひ楽しい計画をしてください。
■新橋駅1分乗換編
私は田舎から東京に出てきたのでよくわかるのですが、東京はとにかく人が多いです。
これは駅の階段でさらに実感できます。
田舎だと電車から降りて階段を上るときに、前に人が多すぎて人の流れに乗らないと進めないなんてことはよっぽどのイベントの時しかありません。
ですが、都会の駅ではそれがデフォルトで、電車を降りて急いで改札に向かおうとしても、階段が人でいっぱいで走って追い抜かすことは不可能です。
なので、東京や大阪など大都市の路線で、最短で乗り換えたり、出口に向かいたいときは「いかに階段/エスカレーターに近い号車のドアから出るか」が死活問題になってきます。
ホームに降りて目の前に階段があれば、前に人はいませんから本当に急いでいるのであれば駆け足で登っていくことができます。
一方、少しずれたところに降りると、10秒後には階段は人で埋め尽くされていて、もうその流れにそって歩いていくしかありません。
普段はそれでいいと思いますが、どうしても急がなければならなくなったときは、以下を参考にしてみてください。
ちなみにスイカなどのICチケットを持っている前提です。
最近はチケットだと通れない改札も増えているのでお気を付けください。
1.Yahoo乗換で調べる
例として横浜駅から銀座駅に向かっているとします。
平日の12時出発でYahoo乗換で調べる(「歩く速度」を「急いで」に設定)と、東海道線で新橋に向かって、そこから銀座線に乗りかえればいいことが分かります。
さてここで、新橋駅での乗り換えに要している時間を見てみましょう。
東海道線の到着が「12:25」、銀座線の出発が「12:30」となっています。
乗換に5分かかっているわけですが、私たちは今1分でも早く銀座につきたいのでもう少し調べてみましょう。
出発を「新橋」にして、出発時刻を東海道線の到着時刻である「12:25」にして再度検索すると、銀座線はどうやら3分おきにあるらしく、「12:27」に乗ることができれば3分短縮できることが分かります。
Yahoo乗換としては、JRから銀座線への乗り換えは急いでも2分では無理だから「12:30」の電車を提示しているわけですが、2分で乗り換えられるのであれば27分に乗ればいいわけです。
2.最短で乗り換える方法を調べる
では、とにかく最短で乗り換える方法を調べます。
まずGoogle検索で「新橋駅 東海道線 銀座線 乗り換え」と検索します。
今後あなたが実際にやる際には、上記の検索キーワードの駅名や路線名を変更すれば同じように検索できます。
そうすると、検索結果の上位には必ずと言っていいほど「乗り換え案内NEXT」のページが出てきます。
アドレスの部分にjorudanが入っているのが目印です。
今回は東海道線から銀座線に乗りかえるので、1つ目の検索結果をクリックしますが、銀座線から東海道線に乗りかえる場合は2つ目を選びましょう。
そうすると乗換道順ガイドが出てきます。
ここでも標準乗換時間は4分と出ていますが、あくまで標準です。
私の経験上、完璧にこなせば半分未満で行けます(責任は持ちません笑)。
ここで見るポイントは「どの改札を出るか」です。
今回の場合、「JR銀座口改札」を出ればいいとわかります。
では次に、銀座口改札は東京側なのか横浜側なのかをJR東日本の駅構内図で調べます。
これはGoogleで「新橋駅 JR」と検索すれば大抵一番目に出てきますし、JR東日本のサイトで新橋駅を調べてもいいです。
そうすると、銀座口改札は東京側にあることが分かります。
JRの号車番号のルールとして「東京駅から西に向かう列車の先頭が1号車」と決まっています。
ちなみに、こういったルールも例えばGoogle検索で「JR列車 号車 方面」などで調べるとわかります。
ここまでで、新橋駅で東海道線から銀座線に乗りかえるには、できる限り東京側の車両(号車番号が大きい)の階段正面につけるドアの場所に乗ればいいことが分かりました。
ここまでわかれば、あとは「電車の乗車位置を案内」の出番です。
少し探しにくいのですが、今回は新橋駅、東海道線なので「路線一覧」というのをクリックして、「東海道本線」⇒「新橋駅」と順に選んでいきます。
そうすると、まず東京方面の列車は2番線着で出口は右側であることが分かります。
そこで、2番線側の欄をチェックすると、「銀座口」に出るためには「15両編成」の時は「11号車1番目のドア」、「10両編成」の時は「9号車2番目のドア」付近に乗車すればいいことが分かります。
15両編成か10両編成かは当日変わるのですが、当日アナウンスを聞いてあとは上記の車両に乗りましょう。
JRの構内図を見て、降りた後の方向感覚もチェックしておきます。
今回であれば2番線について階段を下りると逆を向いていることになるので、Uターンして銀座改札に向かう必要があります。
ここまで把握しておけば完璧です。
一度やってみるとわかりますが、完璧に目の前に階段が現れて感動します。
今回はJRから他路線への乗り換えでしたが、例えば東京駅内でJR同士で乗り換えるときなどにもこの方法は使えます。
・Yahoo乗換案内で何番線から何番線に乗り換えるのかをチェックし
・駅構内図でどの階段、エスカレーターを使うのかを決め
・電車の乗車位置を案内でどの号車に乗るか決定する
駅構内図を使えば、どの階段にエスカレーターがついているのかなどもわかります。
デートの時はあえて階段を使って手をつなぐとか、荷物が多そうだからエスカレーターを使うとか、場合によってはエレベーターを使うとか好きなように決められます。
■おすすめはしません
ちなみに、私も実際に上記の新橋駅乗換を大急ぎでやったことがあるのですが、駆け足で1分数秒で乗換られます。
ただ、おすすめはしません。
3分を争うような場面はそもそも作るべきではない(過去の私に言っています)ですし、乗換が1分だからといって、東京の電車は到着が1~2分ずれることはしょっちゅうあります。
今回の場合、1分ずれたらどんなに急いでももう無理です。
なので、これは急いでいるときというよりは、夏の炎天下でできる限り外を歩く距離を短くしたいときなどに参考にしてみてください。
以上、日常で役立つお天気関係のツールと、旅行などのお出かけで役立つツールを紹介しました。