私たちは「パソコンができる人」と聞くと「たくさんのよくわからないソフトを使って、複雑なことをしている人」と思ってしまいがちです。
ですが、実はそうではありません。
本当にパソコンができる人は、必要最小限のソフトウェア(パソコン上で動いている様々な機能)を選びそれらを完璧に使いこなしています。
そして、ソフトウェアには、パソコンを使うならほとんどの人が共通的に使うものと、特定の目的(音声や動画を編集する等)で使われるものの2種類があります。
特定の目的に使用するソフトの紹介は「応用ツール編」に譲るとして、今回はほとんどの人が共通的に使う超基本的なソフトについて紹介します。
普通にパソコンやインターネットを使うだけであれば、今回のツールだけでおおむね事足ります。
今回紹介するのは、Windowsに最初から入っているソフト2つと、インストールが必要なソフト3つです。
Windowsに最初から入っているソフト
・メモ帳(文字関係を扱う)
・ペイント(画像編集、お絵かき)
インストールが必要なソフト
・GoogleChrome(インターネット閲覧)
・Lhaplus(圧縮、解凍)
・Acrobat Reader DC(PDFファイル閲覧)
■メモ帳
Windowsを買ったら最初から入っているソフトの中で、シンプルですが最も使用頻度が高いものの一つがメモ帳です。
メモ帳はその名の通りメモをするためのソフトですが、文章を書くためやWebサイトを作るのにも使えます。
ちょっとしたメモから、アカウントIDやパスワードの管理、旅行の日記やブログ用文章の下書きなど、「文字」を記録しておくためなら何でも使えます。
シンプルですが使用頻度はトップ3に入ります。
メモ帳はデスクトップ左下にあるWindowsボタンをクリックして開き、「Windowsアクセサリ」⇒「メモ帳」とクリックすることで起動できます。
今後もかなり使用することになるので、タスクバー(デスクトップの一番下側にあるバー)のメモ帳を右クリックし、「タスクバーにピン止めする」をクリックしておきます。
そうすると次からはタスクバーにあるメモ帳のアイコンをクリックするだけで起動できます。
起動したら文字を入力していきます。
キーボード操作の基本の通り、タイピングやコピー&ペーストなどのキーボードショートカットを駆使して、素早く内容を書いていってください。
そして、メモ帳のようにテキスト情報を書いていくソフトには、必ず「検索」や「置換」といった機能がついています。
「検索」はその名の通りファイルの中から特定の文字を検索する機能です。
「置換」は検索機能にプラスして、ある特定の文字列を別の文字列に置き換える機能です。
例えば、すごく長い文章を書いてみた後で、文章の中で使った「田中さん」という文字を「佐藤さん」に変えたくなったとしましょう。
短い文章であれば1つ1つ修正していけばいいですが、長い文章となると大変ですし、必ず見落としや修正ミスが発生します。
そんな時「置換」機能を使うと、そのテキストファイルの中に書かれている「田中さん」という文字を「佐藤さん」にすべて置き換えてくれます。
メモ帳画面の上部にある「編集」⇒「置換」をクリック。
すると置換のための画面が出てくるので、置換前の文字列と置換後の文字列を入力して「すべて置換」をクリックします。
すると置換前のところに入力した文字列が置換後のところに入力した文字列に置き換えられます。
ちなみに1つ1つ確認しながら置き換えていきたい場合は「置換して次に」を選べば1つ1つ確認しながら進めていけます。
このようにメモ帳は、テキスト情報を書いたり、あとから編集したりする必要最低限の機能だけを備えたシンプルなソフトなので非常に重宝します。
できあがった文章を保存するときは、「ファイル」⇒「名前を付けて保存」をクリック。
そうすると保存する画面が出てくるので、保存したいフォルダまで移動して、ファイル名を入力して「保存」ボタンをクリックします。
ちなみに、上の画像では「メモ2」という名前で保存していますが、実際にあなたが保存するときには、パソコンの中の整理でお伝えした通り、日付を先頭につけた分かりやすいファイル名にしてくださいね。
また、過去にこのように保存したテキストファイルを開いて確認したり編集する際には、対象のファイルを右クリックして「プログラムから開く」⇒「メモ帳」をクリックすると開くことができます。
すでに名前の付いたファイルとして保存されているファイルを開いて編集した時は、「編集」⇒「上書き保存」か「Ctrlキーを押しながらsキーを押す」によって上書き保存できます。
逆に、間違って編集したから保存したくない場合は、右上の「×」ボタンを押して「保存しない」をクリックすれば、最後に保存した状態に戻ります。
メモ帳はシンプルですがよく使いますから、ここまでの動作を無意識でできるレベルでマスターしていきましょう。
■ペイント
メモ帳と並び、Windowsに入っているソフトで使用頻度が高いのがペイントです。
ペイントはその名の通り、キャンバスに文字や図形などを書いていくためのソフトなのですが、すでにある画像に文字や絵を追加することもできます。
そのため、画像に文字や図形を入れるなど、簡単な画像編集であればペイントで十分です。
このサイトで使っている画像もほぼすべてペイントで作っています。
メモ帳と同じく、デスクトップ左下にあるWindowsボタンから、「Windowsアクセサリ」⇒「ペイント」とクリックすることで起動できます。
最初に起動したときは、メモ帳でもやったように「タスクバーにピン止め」しておきましょう。
もとからある画像を開くのではなく、単にペイントを起動すると、何もない真っ白な台紙が現れます。
この台紙の上に文字や図形を配置したりしていくことで、簡単な画像であれば作成できます。
また、台紙は右下の部分にマウスカーソルをもっていってクリックして動かすことでサイズを変えられます。
ペイントもメモ帳と同じくシンプルで、上部にあるメニューから使いたい機能を選べば、大体直観的に操作できます。
例えば上の画像では、メニューにある「鉛筆」をクリックして鉛筆描画モードにし、色を緑にしてから白いキャンバスの上にマウスで線を書いています。
図形から書きたい図形を選んでキャンバス上にマウスで作ってみる。
「A」を押して文字入力モードに入るとキャンバス上にクリックした場所にキーボードで文字入力できる。
このようにして直観的に使えますし、操作を間違えたところで大して影響はありませんから、いろいろ試してみるとすぐに使いこなせると思います。
画像を保存するときは、メモ帳と同じく上部メニューの「ファイル」⇒「名前を付けて保存」をクリックしていくと保存できます。
Windowsのバージョンによっては保存形式を指定できますが、おすすめは「JPEG画像」です。
ただ、ほかの形式でもあまり変わらないので深く考えなくても大丈夫です。
そして、すでにある画像を編集する場合もメモ帳と同じく、対象の画像ファイルを右クリックして「プログラムから開く」⇒「ペイント」をクリックすると開くことができます。
こうして開いた画像に文字を追加したり図形を追加したりして、「ファイル」⇒「上書き保存」をすれば上書きされますし、「ファイル」⇒「名前を付けて保存」をクリックすれば別のファイルとして保存することができます。
別のファイルとして保存すれば、オリジナルの画像を残したまま、文字などを追加した別の画像を作ることができるわけです。
ただ、もしオリジナルの画像が貴重(旅行で撮った写真でもう撮れないなど)な場合、間違えて上書き保存してしまうのは怖いですね。
なのでそういった場合は、そもそもオリジナルの画像を複製してから、複製したファイルをペイントで編集しましょう。
その方が精神衛生上安心です。
ファイルの複製は基本操作ですが、対象のファイルを右クリックして「コピー」をクリックし、貼り付けたい場所で右クリックして「貼り付け」をクリックすればOKです。
ペイントもシンプルですが非常に役立つソフトなので、何度か使ってみて慣れ親しんでおくと良いと思います。
■GoogleChrome
インターネットを閲覧するためのソフトを「Webブラウザ(以降 ブラウザ)」と呼びますが、ブラウザにはたくさんの種類があります。
ブラウザと聞いてもピンとこないかもしれませんが、Windowsに最初から入っているブラウザは以下のマークの「Internet Explorer」です、と言えば「ああ、これのことね」と思ってもらえたでしょうか。
最近のWindows10だと、「Microsft Edge」というのもあったりします。
インターネットを閲覧するというのは、私たちがパソコンを使う時間の中のかなりの比重を占めるものです。
なので、このインターネットを閲覧するためのソフトであるブラウザの性能や使い勝手は非常に重要です。
性能が悪かったり、ページをちゃんと表示してくれなかったり、使い勝手がいまいちだったりすると、それだけで人生の時間を失い、またストレスがたまります。
毎日の積み重ねですから、ブラウザ選びは非常に重要です。
さて、メジャーなブラウザには(あくまで私の所感ですが)大きく次の3つがあります。
・Internet Explorer
・Mozilla Firefox
・Google Chrome
すべて使ってみて一番使い勝手が良いのを選んでもいいのですが、私のおすすめは「Google Chrome」です。
ブラウザで最重要な機能は、「お気に入りの管理」と「ログイン状態の管理」で、それにプラスして操作性が重要です。
Google Chromeであれば、まずお気に入りに関しては、Googleアカウントにログインしていれば複数のパソコンやスマートフォンなどすべてにおいて同期することができます。
どのパソコンを使っていても、スマートフォンを使っていても、常に自分が作ったお気に入りリストを使えるのは非常に大切です。
お気に入りの同期は他のブラウザでもできなくはないですが、どうせGmailがメインのメールアドレスになりますから、Googleアカウントには常にログインしている状態になります。
なので、特に理由がなければGoogle Chromeを使うのがおすすめです。
ログイン状態の管理とは、ログインが必要なサイトを開いたときにIDやパスワードを自動で入力してくれたり、一度ログインした後にその状態を長く保持してくれる機能のことです。
今後ブログを作ったり、ショッピングサイトを使ったりするときに重要な機能なので、今はピンと来なくても大事な機能だと覚えておいてください。
こちらもGoogle Chromeが一番使いやすいと私は思います。
ということで、すでにお気に入りのブラウザがあるのでなければ、これからはGoogle Chromeを使っていくとよいと思います。
以下のページからダウンロードして、インストールすれば完了です。
とても簡単ですが、どこかでつまずいたらGoogleさんがインストールの仕方を解説していますので、以下のページをご覧ください。
つまずいても気にする必要はありません。
私も最初のころは、ソフトを1つパソコンに入れるたびに苦労していましたから、焦らずゆっくりと進めてみてください。
最後に非常に大事な3つの基本操作として
1.お気に入りへの追加
2.新しいタブ
3.検索
の3つの操作を紹介しておきます。
この3つの操作はブラウザでよく使うトップ3の操作だと思います。
1.お気に入りへの追加
すでにインターネットをある程度使っているなら実感していると思いますが、インターネットを使っていてほぼ毎日見るページがいくつかあると思います。
また、毎日は見なくても、重要な情報が書いてあるサイトや、たまにしか使わないけど大事なサイトもあるでしょう。
そういったサイトはお気に入りに入れておくことで、あとからすぐにアクセスすることができます。
Google Chromeでは上部に「ブックマークバー」というスペースがあり、ここを右クリックして「ページを追加」をクリックすることで、今開いているページをお気に入りに登録することができます。
ページを追加をクリックすると、どこにページを登録するか、登録するときにどういった名前で登録しておくかを決めるウインドウが出てきますので好きなように設定して「保存」をクリックすると追加できます。
お気に入りもパソコン内のファイルと同じように、フォルダを作って階層的に管理することができます。
新しいフォルダを作る場合は、上の画像のように追加したいところを右クリックして「新しいフォルダ」をクリックすると追加できます。
ブックマークバーは仮想的に「ブックマークバー」というフォルダとして扱われています。
このようにして、よく見るページや大事なページをお気に入り(ブックマーク)に登録しておくことで、あとからでもすぐにそのページを開くことができます。
ブックマークもパソコン内のファイルと同じく、しっかりとわかりやすい名前を付けたり、フォルダの階層もよく考えて作って管理していきましょう。
2.新しいタブ
Chromeでは、いくつものサイトを同時に開いておくことができます。
このとき、開かれている1つ1つをタブと呼びます。
今見ているページ、今開いているページ以外に新しくページを開くときには、新しいタブを開いてそこで新しいページにアクセスすることになります。
これには、一番右に開かれているタブの右側にマウスを持っていくと「新しいタブ」というのが出てくるのでクリックすると開くことができます。
開かれた新しいタブには、Googleのトップページとよくアクセスするページが出てきます。
これは自分だけで使っているときはいい機能ですが、パソコンを共有している場合は困ることもあるかもしれません。
「こんなサイトよく見てるんだ」とわかりますから、もし見られたくないサイトが出てきたら、×ボタンを押すとそのサイトが表示されなくなります。
ちなみにブックマークバーにあるサイトを別のタブで開くときは、開きたいページのブックマークを「マウスホイールでクリック(中クリック)」すると、それだけで新しいタブで開くことができます。
3.検索
最後に検索です。
Google Chromeでは、サイトのURL(アドレス)が表示されている場所に検索したいキーワードを入れれば、そのままGoogle検索ができます。
このように、Google Chromeは操作性も抜群です。
私ももちろん使っていますから、あなたもぜひ使ってみてください。
■Lhaplus
Lhaplusはパソコン内のファイルを「圧縮」してひとまとめにしたり、圧縮されたファイルを「解凍」して元に戻したりするためのプログラムです。
圧縮といってもイメージがわかないかもしれませんが、これからパソコンやインターネットを使っていると、ファイル名の「.zip」とか「.tar」という以下の画像のようなファイルに遭遇すると思います。
これが、「圧縮」されたファイルです。
圧縮には2つのメリットがあります。
まず1つは「大量のファイルを1つのファイルにできる」ことです。
例えば以下の画像を見てください。
デスクトップ上に「MySite1」というフォルダがあり、その中にはこれまでに登場した画像やメモ書きがあり、さらに階層構造的にバックアップファイルが入った「backup」というフォルダが入っています。
この「backup」フォルダの中はさらに階層構造になっていて、合計で数千以上のファイルが入っています。
ではここで「MySite1」をメールか何かで誰かに送りたいとしましょう。
Webサイトのデータを誰かに送ることはないかもしれませんが、旅行の時に取った数百枚の写真を誰かにメールで送りたいということはあると思います。
そのような時、普通にこれらのファイルをメールで送ろうとすると、1ファイルずつメールの添付ファイルとして添付してく必要があります。
とてもじゃないですがやっていられません。
5ファイルくらいでも大変なのに、数百とか、数千とかのファイルを添付していては日が暮れてしまいます。
ここで登場するのが「圧縮」です。
圧縮することによって、複数のファイル・フォルダを1つのファイルにすることができます。
例えば先ほどの「MySite1」をフォルダごと圧縮すると「MySite1.zip」という1つのファイルになります。
もし「MySite1」をすべて送りたければ、この出来上がった圧縮ファイルを1つ送ればいいので、添付ファイルが1つで済みます。
そして、受け取った側で「MySite1.zip」の「解凍」処理をすると、もとの「MySite1」フォルダに戻って、無事受け渡しができます。
このように、大量のファイルを1つのファイルにまとめてくれるのが「圧縮」の1つ目の役割です。
2つ目の役割は「圧縮」という名前の通り、ファイルのサイズを小さくしてくれます。
ただ、最近のパソコンは賢くなっているので、「圧縮」してもあまりサイズは小さくなりません。
なので、「圧縮」の役割としては主に大量のファイルを1つにまとめることだと思ってください。
そして、「圧縮」されたファイルをもとに戻すのが「解凍」です。
これから、パソコンやインターネットを使っていくと、いくつかの新しいソフトウェアをインストールしたり、たくさんの画像が入った素材というものをダウンロードしたりします。
そういったときにダウンロードするファイルは大抵圧縮されてるので、「解凍」することで実際に使用することができます。
そういった、「圧縮」と「解凍」を行うためのソフトウェアが「Lhpalus」という、インターネット界の最初期から存在する超有名なソフトです。
とりあえずこれを使っておけばいいと思います。
私ももちろん使っています。
「Lhpalus」は以下のサイトからダウンロードしてインストールすることで使うことができます。
「窓の社からダウンロード」というボタンをクリックするとインストールに必要なファイルをダウンローできます。
ダウンロードできたら、そのファイルをダブルクリックして、あとは指示通りにインストールを進めていきましょう。
以下のような設定画面が出てきますが、基本的に何も変更しなくて大丈夫です。
圧縮解凍ソフトは縁の下の力持ち的な役割のソフトなので、最初にインストールしておけば、そのあとは特に意識することなく使うことができます。
まず、ファイルやフォルダを右クリックしたときのメニューに「圧縮」「解凍」が追加されます。
また、「圧縮」されたファイル(上で出てきた透明な箱にフォルダが入っているイメージのファイル)をダブルクリックすると、自動で解凍してくれるようになります。
もちろん、圧縮されたファイルを右クリックして追加された「解凍」を選んでも同じく解凍できます。
上記の設定の通りになっていれば、解凍されたファイルはデスクトップ上に出来上がります。
「圧縮」をした場合もデスクトップに出来上がります。
試しにやってみましょう。
圧縮したいファイル群(今回は「MySite1」)を右クリックして「解凍」⇒「zip」をクリック。
ちなみに「zip」とか「cab」とかいうのは、圧縮の時に使うアルゴリズム(手順のようなもの)の違いなので気にする必要はありません。
「zip」を選んでおけば間違いありません。
ちなみに、「zip(pass)」というのを選ぶと、圧縮ファイルにパスワードロックをかけることができます。
パスワードロックをかけておくと、解凍するときにパスワードが必要になります。
なので、特に大事なファイルをメールで送るときなどは、念のためパスワードをかけて送るのがよいでしょう。
圧縮の役割は大量のファイルをまとめることと書きましたが、別に1つのファイルを圧縮することもできますから、この方法でどんなファイルにもパスワードをかけることができます。
話が少しそれましたが、これで「MySite1」という数千個のファイルやフォルダから構成されるものが、「MySite1.zip」という1つのファイルにまとまります。
これで無事1つのファイルとして扱えるようになります。
圧縮、解凍は縁の下の力持ち的な役割のソフトですが、ないと困りますからまずは入れておきましょう。
■Acrobat Reader DC
これからパソコンやインターネットを使っていると、PDFファイルというのをいつか目にすると思います。
PDFファイルというのは、どんなパソコンで開いても同じように見えるファイルです。
これがなぜ重要かというと、例えばインターネットを閲覧するためのブラウザの種類によって、Webサイトのデザインの見え方が変わったりします。
他にも、Windowsで「Word」というソフトがありますが、このソフトで作成した文章を別のパソコンで開くとデザインが変わったり、文字の配置、画像の配置がずれたりします。
これは場面によっては結構やっかいな問題です。
例えばあなたがデザイナーだとして、パソコンのソフトを使って、丹精込めて美しい広告チラシを作ったとしましょう。
ですが、出来上がったそのチラシのデザインが、見るパソコンの環境によってずれたり、変わったりしたらお話になりません。
他にもパソコンによって改行コードが違う、デフォルトの文字コードが違う、テキスト編集のためのソフトが違うなど、いろいろ理由があって、どんなパソコンでも同じように見えるPDFファイルというのは非常に重宝されます。
このPDFファイルを閲覧するためのソフトが「Acrobat Reader DC」です。
これは一度インストールすれば、あとは意識しなくてもPDFを閲覧できるようになります。
パソコンを買ったばかりでまだインストールしていない場合は、以下のサイトからインストールしておきましょう。
緑丸で囲った部分のチェックを外してから、右下の「今すぐインストール」をクリックします。
ファイルのダウンロード画面が現れるので、適当な場所に保存します。
あとは、保存したファイルをダブルクリックして起動し、指示通りにインストールすれば完了です。
一度入れておけば後は気にしなくてもPDFファイルを開いて閲覧できるようになります。
ちなみにPDFファイルを編集するためには、有料のそれなりのお値段のソフトが必要ですが、普通は必要ありません。
私も持っていないので、将来、どうしてもPDFファイルを編集する必要が出てきたら購入の仕方などを調べてみましょう。
以上、今回は基本的ですが、使用頻度が高かったり、入っていないとどこかで困るソフトウェアを紹介しました。
GoogleChromeは好みによりますが、それ以外に関しては必須のものなので、まずは使ってみたり、インストールを済ませておきましょう。